ブラジルは前途が大変明るい国だと思っております。
元々、以前からBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)として経済発展が確実視されていました。
(*後々、南アフリカ共和国 (South Africa) が参加し、複数形の意味合いでの小文字のsから南アフリカの頭文字のSに変え、正式名称がBRICs から BRICS へと変更)
サトウキビから生産されるバイオエタノールや鉱物資源、農畜産物等の輸出大国としても数年前から日本も含めた国際経済社会から着目されていた国ですが、今後の更なる発展の引き金となるのは来年2014年開催のサッカーW杯と2016年開催のリオデジャネイロでのオリンピックであることに猜疑の余地はございません。
世界で一、二を争う国際スポーツイベントが3年の間で二度開催されることはブラジルにとってこの上ない経済成長の大契機となります。
W杯に於きましては、ブラジルのGDPの1.5%に相当する景気押し上げ効果があると推測されており、25万人の雇用創出と約240億ドルの経済効果を生むと見込まれております。
(出典元:Itaú Unibanco Holding SA発表の統計)
又、2006年W杯開催のドイツ並びに2010年開催の南アフリカ共和国では開催年にGDPの0.5%の景気浮揚効果があったそうです。
(出典元:国際サッカー連盟(FIFA)と上述両国政府発表の統計)
世界的イベントが開かれる際に切っても切れないことは、莫大な資金投資によるインフラ整備が急ピッチで行われることです。
インフラ整備事業は必然的に大幅な雇用増加及び労働者の所得増加に繋がります。今般、ブラジルが取り組んでいる整備分野は、空港や道路、鉄道等の輸送インフラ、治安や衛生面の向上、宿泊施設・競技場等の建設及び整備、水道・電気・環境エネルギーの整備等多岐に渡ります。
又、世界中から沢山の人々(競技関係者、観戦者、観光客等)が訪れることにより観光産業(宿泊・飲食・小売等)も著しく活性化され、個人消費量向上による内需の促進も生み出します。
弊社に於きましても、ブラジルの公用語であるポルトガル語のニーズは非常に強く、多くの翻訳案件に携わらせて頂いております。ポルトガル語のお仕事をくださいますクライアントの中には、ブラジルでの将来的な販路拡大を目指してのマーケットリサーチも兼ねてのポルトガル語翻訳のお仕事をご依頼くださいます企業様もいらっしゃいます。
日本やスペイン、トルコが長期間に渡りオリンピックの招致活動を盛んに行っておりますが、W杯やオリンピック等の国際的一大イベントの開催は、開催前及び開催中のみならず、開催後の経済発展への潤滑油とも成り得ます。
スポーツは、間違いなく政経を左右する要因の一つであると思います。

株式会社ゼファートランスレーション
代表取締役 田岡 悠一
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