「後悔先に立たず」という言葉がございますが、 ご周知の通り、何かネガティブなことが起こり、後から色々思うことがあったとしても 取り返しのつかない状態になっていることを意味する言葉です。 それがまごうとこなき現実ですが、着眼点を変えて後ろ向きな印象が色濃いことに 意図的に焦点を置いて考えてみました。 そう考えた理由は「後悔」と「向上」は表裏一体であると考えるからです。 悔やんでも好転しない状況ばかりを嘆くよりは 何故後悔しているのか、どうして失敗したのかの経緯と原因を俯瞰視し、 その反省材料を次に活かすことで自身の成長に繋がると確信しております。 「あの時ああしていたら失敗しなかったかもしれない」 「こう言えば・こうすれば良かったのかもしれない」 といった具合に過去を出来る限り客観的に遡及し、 「次は違うやり方を講じよう」と同じ轍を踏まない予防線にアンテナを張ることが レベルが上がった自分に出会える入口になると日々思っております。 「たられば」だけでくよくよしているだけでは未来の成功への糸口にはなりませんが、 「たられば」から派生する向上材料を出来る限りアイデアとして頭の中にストックし、 言動と行動に於いて違うアプローチを試みることで 今度はうまくいくかもしれないと期待感を抱いた方が 心が必然的にわくわくしてくるものだと思います。 何をどうするかは個人の選択の連続で、且つアプローチは千差万別ですが、 少ない選択肢に凝り固まるよりは他のインスピレーションを自己的に受容することで 仕事人としても人間としても幅が広がるきっかけに成り得ると思います。 柔軟性を持って臨機応変に常に生きていくことは非常にむずかしいことと存じますが、 極力意識的にそういう自分でありたいと思う気持ちを持つことこそが 既に上のステップに向かっている証なのではないでしょうか。 「後悔」という気持ちは度合いによっては 「満身創痍」の意味合いも兼ねるケースもあるかもしれませんが、 「向上」は「日進月歩」というベレルアップの軌跡を歩んでいると強く思います。 そういった気持ちを胸に今後も粉骨砕身で日々の業務に邁進して参ります。 【事業内容】
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